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Ferrari 328 GTS
納車整備 クラッチ交換編です。
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クラッチの感覚がおかしいので点検する際に交換します。
ギヤボックスからオイルを抜き取ります。
2か所あります。
ところが・・・・・・・・・。
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これはなんだ??? |
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ドライブギヤカバーを外します。 |
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こんなところにも・・・・・・。 |
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ギヤーを抜いていきます。 |
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ここにも・・・なんだかヤヴァくなってきました。
そういえば、車載ローダーで運ん来た人も、ニュートラルでブレーキを解除しても動かなかったという証言がありました。
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大体拾ったところで復元してみましょう。
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ピタリと一致しました。
歯車ではなくて本当に良かったです。
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どうやらこのメーンシャフトに付いていた部品のようです。
以前の作業者が締めすぎて壊してしまったのでしょうか?
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クラッチハウジングのベアリングを固定するためのスペーサーでした。
このようなレアーな部品が破損するというのは作業者に精神的ダメージを与えるのにとても効果的です。
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数人の知り合いに制作を相談しましたが、どうやらメーカーに在庫があったようです。
しかもLAST ONE!!! 買います。オーダーです。
というわけで押さえました。一安心です。
しかし、2週間もの間このままというのも邪魔なので、運良く、もう一台修理中の328から部品を拝借しました。
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なかなか本題に取り掛かれませんが、ようやくクラッチ・ハウジングが取り外されました。
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クラッチプレートとカバーです。
まだ新しいです。
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フライホィールを外して掃除します。
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パイロットベアリングも交換します。
フライホィールを外さないと抜けません。
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クラッチハウジングもキレイに掃除します。
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組付けは逆の手順で組付けます。
錆びたナットは交換または磨いて錆止めします。
ネジ一本まで綺麗にすると見栄えがとてもよくなります。
それだけではなくて、今後の作業も楽になるからです。
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最初から地雷ばかり踏んでいる私ですが、大事な作業を今までスルーしてきたことが今回まとまって出てきたという事でしょう。
古い車であるならなおさらのことです。
まだまだ続きます。!!
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